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ネッティem

​調整機能詳細
 

 

簡単!そして実用的。

​快適を生み出すための各部調整機能

 

その場で、簡単に、まるでオーダーメイドの感覚で、からだに合わせて調整できる各部の機能とからだへの影響、必要性などをご紹介しています。

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1.ヘッドサポート

 

ヘッドサポートは ①高さ ②前後位置 ③角度 ④取付角度の調整ができます。

頭部は重量が重く、そのポジションによって頚部やその他全身の筋緊張に大きな影響のある部位です。つまり快適性に対する影響力の高い部位といえます。また頭部のポジションをどのように位置付ける(ポジショニングする)かは頭部の動かしやすさ(ヘッド・コントロール)に影響するばかりか呼吸や嚥下のしやすさにも影響する重要な要素です。

ネッティem ヘッドサポート
ネッティem ヘッドサポート
ネッティem ヘッドサポート

 

①高さ調整

・上下スライド式

・上下のサポート位置調整

​・サポート部位の調整など

 

②前後位置調整

・前後スライド式

・前後のサポート位置調整

​・円背の方への対応など

 

③ヘッドサポート角度調整

・ボールポイント式

・半球体の可動軸

​・頭頸部バランスなどの調整

ネッティem ヘッドサポート角度
ネッティem ヘッドサポート

 

④ヘッドサポート取付角度調整

重度の円背の方など、前後位置調整で対応できないケースでもヘッドサポートの取付角度を調整することでサポートすることができます。(無段階調整式)

 

標準時の取付角度

​初期設定ではバックサポートと水平に設定されています。

2.バックサポート

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バックサポートは ①高さ調整と②背張調整をすることができます

体幹を安定させたり、アライメントを決定づけるなど、重要な役割を担います。

​バックサポートが適切に調整され、体幹をサポートすることで座位姿勢の安定性が向上し疲労軽減や作業効率の向上へとつながります。

 

①バックサポート高さ調整

・ベルクロ式で簡単に着脱することができ、貼り付け位置を調整することができます。

・身長やクッションのあたり具合に応じて自由に調整することができます。

背張り調整バックサポート
ネッティem バックサポート
ネッティem バックサポート

 

②背張調整

・ベルトの張り具合で脊柱のカーブにあったバックサポート支持面を作ることができます。

・バッククッションはもともと背中に合う形状となっていますが、それを微調整してより背中にフィットさせることができます。

ネッティem バックサポート
背骨

 

​Tips

・緩めることで”たわみ”を作り、体幹側方からのサポート具合を調整することができます。

​・同時に、この”たわみ”によって座面奥行の微調整を行うことができます。

体幹側方からのサポート
シートの奥行

​3.座面

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座面は座位における安定の土台となると同時に、最も圧力が集中し床ずれリスクも関連してくる重要な部位です。

座面に求められる2つの要素

安定性:

座面は直接的に骨盤の安定性に影響を与えます。座位の土台となる骨盤が安定しなければ姿勢は安定しません。ネッティemは必要とされる安定性を満たすためにスリングシートではなくプレート式の座面を採用しています。

 

圧分散:

圧の集中は床ずれリスクはもちろんですが、それ以前にお尻の痛みにつながり不快であり、その不快感から逃れるための行為として姿勢の崩れへとつながります。(代償運動)ネッティemは特殊ウレタン3層構造の体圧分散式シートクッションを標準装備しています。

シート 固定座面式シートプレート
シートクッション

 

座面奥行調整

ネッティemの座面は37.5cm~45cmまで4段階で奥行調整が可能です。

​シートの奥行を合わせることで圧分散と安定性を提供することができます。

シート奥行調整
シート奥行調整

 

​実はとっても重要!座面の奥行

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​快適性はもちろん、姿勢に大きな影響があるのが座面の奥行です。非常に重要なポイントであるにも関わらず、座面奥行調整の機能を有する車いすはほとんど存在しないのは残念なことです。

膝の位置
シート奥行と膝の位置

 

​奥行が短すぎる

・シート前端から大腿遠位部が飛び出している状態。

・支持面積が狭く圧が集中。大腿部の安定も悪くなる。

膝の位置
シート奥行と膝の位置

 

​適切に調整された座面奥行

・シート前端で大腿遠位部までサポート。

・広い面積で臀部の圧を分散し、大腿部の安定にもつながる。

​4.アームサポート

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アームサポートは体幹を支えるだけでなく、腕の重さを受け止めて抗重力筋の疲労を軽減する重要な役割を担っています。適切に調整されたアームサポートは姿勢の崩れを防止し、前後左右への体幹の動きをサポートします。長時間の座位を快適に過ごすためにアームサポートの調整は欠かすことができません。

ネッティemのアームサポートは①高さと②パッドの前後位置を調整することができます。​また、ニーズに応じて片麻痺用や幅広などの各種オプションもご用意しています。

アームサポート高さ調整
車いす画像
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5.フットレッグサポート

 

適切に調整されたフットレッグサポートは大腿部・下腿部の良好なポジショニングを助け、臀部の圧を分散させる役割を担います。ネッティemのフットレッグサポートは①フットサポートの高さ調整、②フットプレートの角度調整、③エレベーティングが行うことができます。

直接の関係性が意識されることは少ないですが、大腿部・下腿部・足部のポジションはそれぞれ骨盤のポジションに影響を与え、間接的に体幹や頸部・頭部のポジションや機能性に影響を与えます。

フットサポート調整機能
エレベーティングフットレッグサポート

①フットサポートの高さ

・適正な調整 ⇒臀部の圧分散、大腿・下腿のポジショニングや姿勢の安定にGood

・高すぎる  ⇒臀部への圧集中、大腿・下腿のポジショニングや姿勢の安定にBad

・低すぎる  ⇒大腿遠位部に圧がかかり、血流阻害によるむくみや浮腫の要因に

フットサポート調整
フットサポート調整
フットサポート調整機能

 

 

②フットプレートの角度

・足底接地○⇒安定性と圧分散。覚醒などの脳への刺激。

・足底接地△⇒不安定とそこに起因する筋緊張、姿勢への悪影響。痙性が起こりやすい。

・足底接地×⇒大腿遠位部への圧迫、姿勢への悪影響。

フットサポート調整
フットサポート調整
フットサポート調整

 

 

③エレベーティング

 

​膝関節の可動域に制限のある方にはそれに合わせてエレベーティング角度を設定することができます。足部がサポートされない状態は姿勢への悪影響に加えて尖足などのリスクにもつながります。

フットサポート調整
フットサポート調整

 

Tips

・エレベーティングは手でノブネジを回すだけで簡単に調整することができます。

​・膝の可動軸と同じ部位にエレベーティングの可動軸を設置しています。

フットサポート調整
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