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​行動とからだの感覚

 

無意識で行っているふるまいを私達の【からだ】は知っていても、【頭】では理解できていないことが多々あります。


無意識のふるまい、
寝返り

 

ひとはなぜ寝返りをうつのでしょうか?それはもちろん、必要だからです。

無意識下においても、からだが必要だと感じると寝返りをうちます。

ふるまいの発生源はからだの中の【感覚】にあります。

PROTACボールブランケットで眠る子供


貧乏ゆすり、足パタパタ
からだユラユラ

 

悪い癖と捉えることもできますが、実は集中力を高めたり、気持ちを落ち着かせるためにしていることが多いのだそうです。つまり、体が必要と感じて無意識下で行っている行為でもあるということです。

​からだを動かすことで関節や筋肉、腱などが動き、からだの内部の感覚(固有受容覚など)が刺激されます。そうすることで身体認知が高まり、脳に落ち着きを促す信号が送られるメカニズムが存在します。

​多動や落ち着きのない子供達も、不足している内部の感覚を補うためにからだを動かしている可能性があります。

 

​動き → 内側の感覚への刺激 → 反応(落ち着き・集中)


抱きしめたら
​落ち着く

 

泣いてる子供も衝動的になってる子供も、抱きしめてあげると次第に落ち着きを取り戻してくれることがあります。

抱きしめることによる肌と肌とのふれあいや、耳から伝えるやさしい言葉。触覚や聴覚といったからだの感覚が脳に信号として送られ、安心感や落ち着きが得られるからです。

​からだの外側からの刺激が、からだの内部の感覚にも影響を与えています。

抱きしめると落ち着く 子供達

 

​外部からの刺激 → 感覚 → 反応(落ち着き)

PROTAC センスサークル


行動は環境で
変えることができる

 

例えばマットレスの固さという環境を変えると、寝返りの回数が変わります。

つまりからだの外側からの環境の変化で、からだの内部の感覚を変化させ無意識下での行動も変えていくことができるのです。

環境からアプローチして感覚を変え、行動やふるまいを変えようとする用具。それがPROTACの感覚統合サポートツールです。

感覚統合とは?

PROTACの製品コンセプトや製品メカニズムなどの土台にある、感覚統合についてご紹介します

感覚統合


感覚統合サポートツール

 

そもそも感覚統合ってなんだろう?あまり馴染みのない言葉ですよね。私達人間の感覚には、一般によく言われる五感(視覚・聴覚・味覚・臭覚・触覚)のほかにも固有受容覚や前庭感覚といった感覚が備わっています。

これらの感覚がうまく機能しあってはじめて人とコミュニケーションを取ったり、跳び箱を飛んだり、キャッチボールをするといった高度な活動が可能になります。脳に入ってくる様々な感覚情報を整理したり、まとめたりすることを感覚統合といいます。

​この感覚統合を環境面からサポートする道具が感覚統合サポートツールです。


自己刺激行動にPROTAC

Active stimulation

→からだを動かして得る刺激

Passive stimulation

→環境から得る刺激

 

環境から得られる刺激を増やすことで、からだを動かす必要性を低下させること。それがPROTACの最もシンプルな製品原理です。​

 

感覚刺激に対する反応性の問題

 

【低反応】:気づきにくい、身体認知やボディイメージが低い

【探 求】:(気づきにくいから)過剰に求める

 

PROTACのサポートツールはボールの刺激で触覚と固有受容覚に働きかけ、お子様の感覚刺激に対する低反応や探求に起因する各種行動の問題解決を支援することを目的に開発された製品です。


この道一筋29年。
デンマークの老舗企業

 

PROTACは感覚統合サポートツールの専門メーカーです。1994の創業以来、この道一筋で四半世紀以上。ADHDや学習障害などでお困りの方々や、感覚統合でお困りの多くのユーザーをサポートしてきた実績を誇る会社です。

​創業者だけではなく、同社で働くスタッフの大半が作業療法士という徹底ぶりで、この領域に必要な専門性を十分に備えています。

PROTACという社名は固有受容覚を意味するPROPERIOCEPTIONと触覚を意味するTACTILEに由来しています。

​感覚統合のにおける2つの重要感覚を社名に冠した専門会社です。

​​私達ラックヘルスケアは日本でのPROTAC製品の総輸入元であり総発売元です。


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製品コンセプト​&製品メカニズム
​解説動画
​(所要3分30秒)

 

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感覚は
​失われるもの・・・?

私達のからだは刺激を感じ取ります。しかし刺激が一定の場合、脳はその刺激を感じなくなるようにできています。持続する刺激に意識が向かい続けると脳が疲弊してしまうためです。 ​例えば一昔前の居酒屋さん。入った途端にとてもタバコ臭いと感じたとしても、しばらく時間が経過するとさほど気にならなくなっています。一度外に出てから室内に戻ったとき、再びその匂いに気が付くことがあるはずです。臭覚だけでなく、触覚や固有受容覚についても同様のことが起こります。 ですので単純に一定の圧力で触覚を刺激するのではなく、からだを動かすたびにボールが動いて新しい感覚刺激を提供し、リフレッシュさせる。それがその他のサポートツールと一線を画す、PROTACの優れた発明です。


リユース商品

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